不貞相手との交際が妻に発覚した後、妻の協力を得て解決した事案
事案の概要
2年以上、同じ職場の同僚と不貞行為に及んでいた夫からの相談です。
夫は、妻に不貞行為が発覚する前に交際を解消したいと考えており、何度も不貞相手を別れ話をしていましたが、そのたびに、不貞相手から家族や職場に関係を伝えると言われ、交際解消はできないまま時間が経過してしまいました。
ある時、不貞相手と夫の間でトラブルが発生し、そのトラブルがきっかけとなり、不貞行為が妻の知るところとなりました。
妻からも、不貞相手に対して、夫とは別れてほしいと伝えましたが、不貞相手は夫への接触をやめようとしませんでした。そこで、妻の勧めもあり、当事務所に交際解消のための相談をするにいたりました。
結論
ご相談の結果、これ以上、当事者にて対応することは難しいということになり、当事務所で受任することになりました。また、本件では、妻に不貞行為が発覚していたところ、妻としては、不貞相手が家族に危害を加えることを懸念しており、家族を守るためにも弁護士に介入してほしいという強い希望がありました。
そこで、当事務所が夫と妻、両方の代理人となり、不貞相手に対して通知を送りました。その中で、改めて、夫は交際解消を希望していること、夫、及びその家族に接触しないようにという警告、妻の気持なども記載しました。
不貞相手が当事務所からの通知を受領した後は、夫への接触はなくなり、交際は解消され、解決となりました。
不貞行為について、配偶者に発覚している場合は、本件のように配偶者の協力を得るというのも一つの方法です。方法は事案によりけりですので、一度ご相談をお勧めします。
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